ICOフェス
1.活動が始まった経緯
2018年、大阪北部の地震や8月下旬に発生した台風21号などにより、茨木市内に甚大な被害がもたらされました。私たちは市内での災害救援を通して、これからは「防災」に市民と一緒に再び向き合う必要があると考えました。茨木市北部の山間部は被害を受けたものの、周辺同士のつながり(コミュニティ)が深かったことにより、速急に復旧を進めることができました。しかし、主に市街地ではコミュニティがあまり形成されていないことにより、速急に復旧を進めることが困難でした。今後都市型の災害が増えていくことを踏まえ、茨木におけるコミュニティ形成の必要性を感じました。
そこで災害に強いコミュニティを形成する機会づくりとして、私たちが日頃から清掃を行う大正川の清掃活動に茨木に関わる人々を巻き込むことで始まりました。
また、現在では災害に留まらず地域の活性化にまで視野を広げたコミュニティ形成を目指しています。
ちなみにICOフェスの名称の由来は、I=茨木(Ibaraki)CO=コミュニティ(COmmunity)の略であり、茨木に関わる様々な人のつながりをつくるという意味が込められています。
2.活動が目指すもの
私たちがこれまで活動してきた中で、茨木の様々な人々が茨木の課題に挑戦する姿を見てきました。この茨木で挑戦している方々の挑戦する課題にこれからも共に取り組んでいきたい。そのためにより多くの人々を巻き込んでいきたいと考えています。茨木に関わる人が茨木に対して興味を持ち、茨木市民が茨木の問題に取り組んでいけるようになり、そして問題に取り組む中で繋がりが形成され、最終的に市全体が1つのコミュニティになることを目指しています。
3.活動内容
ICOフェスは毎年11月に開催し、現在は大正川清掃を通してコミュニティ形成を図っています。また、大正川の清掃活動は地域の清掃団体の方と茨木クラブができて2年目の2016年から定期的に実施しています。
今1番したいことは、茨木の人々と一緒に活動をすることです!皆様の活動へのご参加お待ちしています!