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​コウノトリ野生復帰活動

 1.活動が始まった経緯

 2017年、今後の大阪茨木クラブの中枢を担うようなボランティア活動の実施を目的として「夢企画」を開催し、そこでグランプリを獲得したことで実現したボランティア活動です。

 活動場所である兵庫県豊岡市は「コウノトリも棲めるまち」を目指すと共に野生復帰活動の事例として国内外に発信し、世界的に野生動物の保護に貢献することを目指しておられます。現状の課題として、①コウノトリの餌場である湿地の面積が広いため管理が行き届いていないこと、②湿地整備人口も高齢化により減少していることが挙げられています。これらの課題にIVUSAが取り組むことでコウノトリの野生復帰活動に貢献できないかという想いからこの活動が始まりました。

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 2.活動が目指すもの

 豊岡市のコウノトリ野生復帰に関する課題にIVUSAがが取り組み、学生ならではのマンパワーやアイデアを活かすことで、人手が足りてない湿地整備のお手伝いをすることができ、それがコウノトリに安心・安全な環境を提供する一歩となると考えました。そして、学生が豊岡の過去・現状を知り、より良い環境モデルを見つけ、提唱することで豊岡の野生復帰のモデルとなることに貢献できるのではないかと考えています。

 今後も、絶滅危惧種「コウノトリ」における豊岡市の野生復帰モデルケースを国内・海外へと発信、野生動物との共生モデルを構築することを目指しています。

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①年五回ほどの少人数による湿地整備作業

 豊岡市にある田結湿地での湿地整備をする際には、豊岡市役所コウノトリ共生課の皆さん、田結区の皆さんのサポートをいただき作業しています。湿地整備では学生のマンパワーを活かし、穴を掘ったり、水の流れをせき止めるために板を並べて埋めたりして、乾燥している場所に水が行き渡るように工夫して作業しています。

②毎年九月に実施する湿地整備活動

 茨木クラブ員50名ほどが参加し、湿地整備だけではなく生き物の観察、田結区で交流会を実施しています。2019年9月の活動では、コウノトリ野生復帰に向けて活動されている、近畿大学附属豊岡高等学校鸛部の皆様と一緒に湿地整備を行ないました。地元の若者と外部の若者がコウノトリの野生復帰という一つの目標に向けて力を合わせて活動できる貴重な機会となりました。

 3.活動内容

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